イラブ-汁にチャレンジ!

キジムナー

2008年03月15日 08:32

ちわっ、マネージャーだす!!

あまりにも忙しすぎるので、東京からのお客さんと一緒にイラブー汁にチャレンジしてきました 

まず、行ったお店は、琉球料理の店 「カナ」

しかし、行ったはよいが、、お店へたどり着けない・・・

近くでたむろってた外人さんが、ウロウロしている私達を見かねて

外人:「Hey Where?」
私:「KANA、KANA、KANA・・・」

その時、「カナ」の店員さんが歩いてきた!

外人:「Yeah、She is Kana's Staff!」
私:「Ui(小島風),Thank You!」

ってな感じで、なんとかたどり着いた

と、ここでブログを見た人がたどり着けるように10分で作った地図を載せておきます



さて、ここからが本番

ちょっとブログが長くなるので、気合入れてやぁ!

私達は6名で「琉球料理+イラブー汁」コース ¥5,500を予約!
※イラブーをご希望の方は必ず予約を!!

1.まずは店内


なんとも、沖縄風の家で風情があるではないか


2.そして、いきなり!


こ、こ、これはイラブ-じゃないか!?
ってか、普通の家にあるテレビの前にコイツが居ることが・・・おもろい!

3.全員、着席!
  

この時点でかなり、お腹がすいている・・・

4.一、ニ品目「イラブ-のシンジ+豆腐よう」


まずは、イラブ-のシンジを一口 

 「 うまい 」

カツオだしが効いていて、ぜんぜんクセが無い!

そして、豆腐よう

 これまた 「 うまい 」
全員が豆腐ようを完食してしまった!

ここの豆腐ようは、比較的アルコールの味が強い感じだった気がする


【イラブーシンジ】
 いらぶ(海へび)の煎じ汁のこと
【豆腐よう】
 豆腐を紅麹と泡盛などを用いた漬け汁に長期間漬け込み、発酵・熟成
させた発酵食品で「酒かす」や「チーズ」の味に近いといわれている
 ただし店によって味がかなり異なり、クセのある食べ物である



5.三、四、五品目「クーブイリチー+ジーマミ豆腐+すぬい」


これば、どれを食べても美味かった!

クーブイリチーは普通に美味い
すぬい(モズク)はコリコリしていて味もいい按配!
ジーマミ-はかなりモチモチで、味付けも甘すぎずってところで大人向けな味だろうか

【クーブイリチー】
 クーブ(昆布)の細切りに三枚肉やカマボコをいためた料理で定番となっている

【ジーマミ豆腐】
 ジーマミ(落花生)から作られた豆腐で、大豆の豆腐に比べて、
歯ごたえのあるモチモチした触感と、口の中に広がる落花生の芳ばしさが美味い

【すぬい】
 すぬい(モズク)の酢の物であり、もちろん県産品!


6.六、七品目「モーイ豆腐+ウカライリチー」


いつもは食べないモーイ豆腐だけど、シークァーサー(?)のドレッシングがかかっていて、かなり美味い

ウカラもあまり食べない方だけど、これまた美味しい

もやしのパリパリ感とウカラのパサパサ感が一体になり、いい感じになっていたよ


【モーイ豆腐】
 モーイ(海藻の一種「いばらのり」)を加熱して冷やした豆腐
【ウカラ】
 沖縄風の卯の花(おから)です。本土のものより水分が少ないのが特徴


7.八品目「どぅるわかし~」


な、なんだコリャー
初めて! 

食べてみると、サクッと食感がよく味もお菓子とゆうより、ハンバーグに近い?
クセもなく、ほんのり甘い感じだった(ハズ!)

これなら子供も喜んで食べそう!

そして、ちょこっとあるお猪口が、

 やまかわ酒造泡盛「珊瑚礁」 43度 25年古酒

なんと、1合¥2,500円!!!

いきおいで、とっちゃったけど、やはり美味い!

と、言うよりかは、舌はしびれる、喉は焼けるで、さすがに上等酒でもストレートでは飲めなかった・・・


【どぅるわかしー】
 ターンム(田芋、里芋の一種)の茎と豚肉やシイタケなどを揚げたお菓子



8.九品目「イラブ-汁」


遂に出ました イラブ-汁
黒い物体がイラブ-(海へび)ちゃんになってる訳だが・・・あまりにも生々しい姿

さて、お味は

 「 美味い 」

汁はシンジと同じなので、カツオ出しベースの濃厚な海のスープです!
(一切、クセがないのにビックリ!)


イラブ-肉は、、、なんだろう、、カツオを食べているような感じだろうか。

やや固めの部分もあったり、ゴムのような部分もあったりする。

味は淡白で、ほとんどカツオだししかしない

とにかく、目を閉じれば、普通に美味しい魚汁である!

お上さん曰く「クセをとるためにカツオをたっぷり入れてます」

【イラブ-汁】
 イラブ-(海へび)の料理で昔はかなり偉い人しか食べれない
もちろん、滋養強壮には抜群!


9.十品目「ラフテー」


これはもう定番ですな!

味としては、ラフテーの脂身部分が非常にトッロトッロで甘くて最高~

そして、ゴーヤが 苦い!
一人の東京人は、、、口もつけづに、、、No-

昔のゴーヤは苦いのが当たり前だったけど、最近はあまり苦くないなぁ~
まぁ、これが本当のゴーヤです!

横にポツンとある、漬物は「牛乳つけ」らしい!

まろやかな味に思えたのはそのためだろうか。

【ラフテー】
 豚三枚肉を長時間かけて泡盛・醤油・砂糖などで煮込めたお肉です


10.十一、十ニ品目「フーチバージューシー、イナムドゥチ」

お腹いっぱいになってきたところへ、コチラ!


ここのフーチバージューシーは、ご飯がモチモチしていて食べ応えのある食感でしたよ

味も、いいくらいのフーチバーの量だったと思うよ

イナムドゥチも、白味噌と出しがきいていて良い感じ

【フーチバージューシー】
 フーチバー(よもぎ)が入ったジューシー(炊き込み御飯)でクセになる味です
【イナムドゥチ】
 豚三枚肉、こんにゃく、かまぼこ、椎茸などを白甘味噌ベースで仕上げたみそ汁。これも定番で美味しいゾ


11.十三品目「???」


これは何でしょう?

ってか、名前忘れた・・・

うむくじ天ぷら?


味は、甘くてサックサクで、かなり美味かった!
そして、皮を細かく切ったゆず?オレンジ?が入っていたため、ほのかに柑橘系の味がただよい、これまたグゥ~

やっと、書き上げた!

全13品で、¥5,500円とは、かなりお得でっせ!

一見、高い感じがするかもしれないが、「イラブ-」なんて、どこでも食べれる物じゃないし、料亭だと数万円だな!

この店「カナ」では、¥3,500でイラブ-汁もおいてるので、イラブ-だけが目的の人はこちらがお勧め

最後に、お上さん 「ありがとう」


なんでも、ずっと3時間睡眠で頑張っているらしい。
これも「イラブ-」のおかげだとか!


これだけ手間がかかるってことですよ。




本当に、ありがとうねぇ~


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